漆器 色々

同じタイミングで色々なところから、漆器が入荷しました。

まずは、現代作家の田澤祐介さんの作品。
今回は今の時期に嬉しい秋刀魚の用のお皿も特別に作っていただきました。
白漆と黒漆(田澤さんはそれぞれ白錆・漆黒と名付けておられます)のお皿です。
計算された美しい形と、艶がありながらも蒔地で抑えられた上品な雰囲気。
陶器、磁器、ガラスなど様々な素材の器と相性が良いかと思います。
田澤さんの作品を複数並べても、素敵な食卓になりそう。漆のものでそれができるのって意外と珍しいように思います。
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一つ一つ写真を撮れず、申し訳ありません…。
また、別のタイミングでご紹介します。


次にタイの根来塗りです。
ここで言う根来塗りという呼び名は、中塗りに黒漆を、その上に朱漆を塗られた物のこととしています。
その呼び名は、後程ご紹介する根来寺で江戸の初期に作られていた漆器から来ています。

19世紀頃の大きな柄杓?です。東南アジアからインドにかけては、不思議と柄杓が多く出ますが、東アジア・ヨーロッパ圏より貯蔵をすることが多かったのでしょうか…?
どの方向から見ても良い形をしています。
フックを取り付けて壁にかけても良いかなと思います。
また、横向きに置いて、花器に見立てるのも良さそうですよね。
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お次は、本家本元の根来です。
胴紐の入った形から察するに江戸初期のものかと思われます。
布着せもされており、丁寧に作られています。恐らくお寺で使われていたものではないでしょうか。
見込み部分に塗り直しの跡があります。
十分に実用できる状態です。
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今日ご紹介させていただいた品物はウェブショップ未掲載商品となります。
お気軽にお問い合わせ下さい。
shop@toripie.com

残欠・繕い展 終了しました

一昨日で「残欠・繕い」展、終了しました。
最初から最後まで、沢山の方にお越しいただいて本当に感無量です。
とても思い入れの強い展示だったのですが、癖の強い展示なので内心不安でした。
皆さんに来ていただいて品物を選んでご購入いただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

毎週足を運んでいただき熱心に石器を選んでいただいた方、土器弁当の具を分析する男性や、具を選ぶご夫婦、お子さんと楽しそうに足残欠や手残欠を選んで行かれた方、他にもそれぞれのお客様がそれぞれに何か不思議に面白い光景を作り出していらっしゃいました。

いつかまた今回のテーマで企画展をできたらと思っています。
傷物が好きなんです。
お客様とこういう話をしました。傷のない人間なんていない、傷みの分かる人になりたいね、と。

最後に、ご協力下さった出展者の皆様に心よりありがとう。
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今週木曜からは通常営業に戻ります。
骨董、古道具、作家もの色々入荷がございます。
常設のトリピエもどうかお楽しみ下さい。

「残欠・繕い」展 商品紹介

「残欠・繕い」展、引き続き開催しています。
週末にまた少し仕入れをしまして、追加の商品もございます。

本日も、商品を一部ご紹介いたします。気になる物がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

鎹継ぎの大鉢
地方の民芸館から出てきたもので、国や時代は不明です。
非常に大きな鎹で継がれています。大事にされていたものでしょう。
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フィリピン 砂金採りの大皿・鉄五徳セット 売約済み
水の中で砂金と砂をより分ける道具です。その作業での摩擦で木がつるつるになって独特の風合いです。
鉄の五徳の上に載せて、サイドテーブルとしてお使いいただけます。
金属板の継ぎも味があるので、壁にかけて飾っても良いかと思います。
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メキシコ 素焼大壺 80000円
メキシコで買い付けたもので、輸送時に割れてしまいました。
漆で継ぎがあります。
直接火にかけて調理の道具として使われていたのか、煤が焼きついて味があります。
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